<Mr.ミリタリー>核・ミサイル依存、むしろ北に致命的?…戦争抑止する相殺戦略(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.03 14:27
韓半島(朝鮮半島)に災難をもたらした北朝鮮の侵攻による韓国戦争(朝鮮戦争)が1953年7月に休戦協定で停止すると、米国は新たな悩みを抱えた。朝鮮戦争を支援するための160万人にのぼる陸軍兵力を大幅縮小しなければならない状況だった。ところが問題が生じた。米国の陸軍師団は26個だが、ソ連は175個にのぼり、米国を圧倒していた。
過度な国防費に負担を感じた米国のアイゼンハワー政権は妙手を出した。少ない費用でソ連の巨大な軍事力を相殺できる案だった。戦術核兵器とICBM(大陸間弾道ミサイル)・SLBM(潜水艦弾道ミサイル)を活用した大量報復戦略だ。ソ連の通常軍事力を核で圧倒する第1次相殺戦略(offset strategy)だ。「ニュールック戦略(New Look Strategy)」と呼んだ。