【時論】暴走する北朝鮮核ミサイル挑発の狙い
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.03 11:46
北朝鮮が2日午前、3発の短距離弾道ミサイルを含む最小10発以上のミサイルを東海(日本名・日本海)と西海(黄海)に発射した。このうちの1発は鬱陵島(ウルルンド)に向かって発射する危険な挑発を敢行した。このミサイルは北方限界線(NLL)南側26キロメートル、束草(ソクチョ)東側57キロメートルの公海上に着弾したものと合同参謀本部は発表した。
鬱陵島からは北西側167キロメートルに着弾したというから、江原道元山(カンウォンド・ウォンサン)一帯から発射したミサイルの実際の射程距離は180キロメートル前後と推定される。超大型放射砲KN25を利用して変則機動ではなく弾道軌跡の限定的な高角発射をしたものとみられる。