「強いドル」で中国への債務に危険信号…開発途上国、G2発のデフォルトに緊張
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.29 07:32
「強いドル」の恐怖が低所得開発途上国を強打している。中国の「一帯一路」プロジェクトに参加して「負債の罠」に陥ったこれらの国は米国の急激な利上げにともなう「強いドル」で負債規模がさらに大きくなっている。スリランカが5月に一時的債務不履行(デフォルト)を宣言したのに続き、パキスタンとアンゴラなども米国と中国の「G2」発のデフォルト危機に陥っている。
世界銀行によると、中国が低所得開発途上国に提供した借款規模は2010年末の400億ドルから2020年末には1700億ドルに急増した。