数百億ウォンのスパコンも力不足…「首を賭けて予報」気をもむ韓国気象庁(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.28 09:46
◇数百億ウォンのスパコンでも予測は厳しい
気候変動は韓国型気候の特性を変えている。気象庁のユ・ヒドン庁長は最近「梅雨に代わって夏季の雨の形態を代替する表現を探す計画」と明らかにした。気象庁は来月の韓国気象学会学術大会を始まりに梅雨の概念を再定義する議論を始める。
予報官は北半球をめぐる波動の流れが猛暑と豪雨をかわるがわる呼び起こしているとみている。先月30日にユ庁長は8月のソウルの集中豪雨に対し「気象庁が持っているスーパーコンピュータと欧州中期予報センターのモデルも8日にソウルに70~80ミリ水準の雨が降ると予想した。どんなモデルや先進国の最高専門家がきてもこれ以上の雨が降る可能性は非常に希薄だとみたもの」と話した。既存の資料と経験則だけでは異常気象現象を正確に予測するのが不可能だとみたのだ。