ロシア、スパイ容疑の日本領事の拘禁解除…日本「違法活動なかった、極めて遺憾」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.28 09:37
ロシアでスパイ容疑で逮捕されたウラジオストク駐在日本領事のモトキ・タツノリ氏が現在は解放された状態だと27日、日本政府が明らかにした。日本側は違法行為のない領事の目を隠して、頭などを押さえ付けるなど高圧的行為があったとし、強く反発している。
ロシアのタス通信などによると、ロシア連邦保安局(FSB)はモトキ氏のアジア太平洋国家間の協力に対する機密情報と西側の対ロシア制裁に関連した情報を収集し、この過程で金品を提供したと主張している。モトキ氏が前日26日(現地時間)、ロシア政府によって召喚されてペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)に指定され、48時間内にロシアから離れるよう通知されたとメディアは伝えた。
これに伴い、モトキ氏は28日までにロシアを出国する予定だ。FSB側はモトキ氏がロシア法の違反を認める短い映像を公開して外交ルートを通じて日本に抗議したと27日、日本ジャパンタイムズが伝えた。これに対して日本政府は強く反発する状況だ。