【コラム】インド・欧州などから外国の理工系人材を積極的に受け入れねばならない=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.26 11:02
半導体学科の増員をめぐる議論と地域大学の反発が収まっていない。大学間の立場の隔たりを調整しなければならない教育部長官の席は1カ月以上空席だ。その間、米国のサプライチェーン再編の動きは半導体・電気自動車・バッテリーを越えてバイオに至っている。パンデミックのせいと言われるが、大乱とも呼ばれる半導体不足、日本の輸出規制による半導体生産危機、米国主導のチップ4同盟加入問題など半導体が難題であり足元の火であることは間違いない。
しかし、電気自動車とバッテリーも韓国の戦略技術であり、バイオ医薬品の製造は今まさに登場したばかりの未来産業だ。これといった必殺技なしにはいつでも一発で倒されるという危機感が襲ってくる。技術は直接開発することも、買って使うこともできるが、他人より優れた技術を一人で持つことが戦略技術論のポイントだ。主力産業で核心的な技術を自ら作って持っていなければならない理由だ。技術鎖国主義や自給自足論は時代遅れの話だが、昨今の状況では神経を尖らせざるを得ない。