金融危機当時も1400ウォン台…通貨スワップで衝撃一時緩和(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.15 08:50
ウォン相場1ドル=1400ウォン台進入が秒読みに入った。14日のソウル外国為替市場でウォン相場は一時1395.50ウォンを記録した。前日終値より下落幅が20ウォンを上回った。危機の時に現れていた様相だ。その後1390.90ウォンで取引を終えたが、1400ウォン水準の突破は時間の問題という恐怖が市場に広がっている。
1990年3月に韓国政府が為替相場変動制を導入してからウォン相場が1400ウォンを超えて下落した期間は1997年12月~1998年6月と2008年11月~2009年3月の2回だけだ。2回とも韓国経済には苛酷な時期だった。1997年は通貨危機、そして2008年は金融危機だった。