韓国検察、李在明代表に召喚通知…政局は台風の中へ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.02 07:22
共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表に向かった検察捜査が本格的に開始され、政局が揺れ動いている。李代表は柏ヒョン洞(ペッキョンドン)・大壮洞(テジャンドン)開発優遇疑惑に関連した虚偽事実公表の疑いで1日午前検察から「9月6日午前10時までソウル中央地検に出席せよ」という召喚通知を受けた。先月28日民主党代表に選出されて4日ぶりだ。大統領選候補出身の第1野党代表が検察のフォトラインに立つのはきわめて珍しいことだ。民主党は「政治報復」としながら強く反発し、国民の力は「捜査をきちんと受けよ」として圧力をかけた。与野党の対立政局が深刻化するだろうという見通しも出ている。
検察が問題にするのは大きく2つだ。検察はまず昨年10月20日民主党大統領選候補だった李代表が京畿道(キョンギド)国政監査に京畿知事資格で出席し、柏ヒョン洞の韓国食品研究院敷地の用途変更特典疑惑に関連して虚偽事実を公表した疑い(公職選挙法違反)について調査する予定だ。李代表は当時「(城南(ソンナム)市長時代だった2015~2016年)国土交通部が脅迫してやむを得ず用途変更を行った」としたが、国民の力はこれを虚偽だと告発した。