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「イム・ユンチャン、驚異的…KクラシックもK-POPのように若いファンが盛り上げた」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.29 11:11
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「韓国で本当に何かが起こっている。クラシックの未来がある程度韓国にあるのではないかと思うようになった。K-POP・Kドラマのように『Kクラシック』と呼んだ理由だ」

韓国のクラシック演奏者らの国際舞台での活躍ぶりを映した2作目のドキュメンタリー映画『Kクラシック・ジェネレーション』(31日公開)で韓国を訪れたベルギー公共放送RTBFクラシック音楽プロデューサーのティエリー・ロロ監督(64)。26日、ソウル銅雀区(トンジャクグ)のアートナインで会った監督は、「チェ・ハヨン(チェロ、エリザベート王妃国際コンクール優勝)は音符1つ1つ語りかけるように演奏した。イム・ユンチャン(ピアノ、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール最年少優勝)は信じられないほど驚異的だった」とし、最近の主要な国際コンクールでの韓国人演奏者の相次ぐ成果に感嘆した。

 
ロロ監督はKクラシックの威力の原因をK-POPに劣らず「若い」クラシック音楽文化に見出した。「韓国では若い人達がクラシックが好み、よく聴いて演奏する。公演会場では若い観客がサインをもらいに列を成す」とし、「欧州で消えつつある新鮮さ、新しさを韓国で感じる」と話した。「日本が1980年代に国際舞台で優勝を席巻したことがあるが、最近は韓国ほどの国がない」とも語った。

◆K-POPのように若い文化がKクラシックを盛り上げた

ロロ監督がKクラシックに注目したのは、10年前のドキュメンタリー映画『韓国クラシックの謎(Lemystere musical coreen)』からだ。2010年にベルギーのハーモニカ演奏者に関するドキュメンタリー映画で提川(チェチョン)国際音楽映画祭に招待されたロロ監督は、全国各地を旅行し、韓国文化にはまったという。翌年、世界3大音楽コンクールとされるベルギー・エリザベート王妃国際コンクールでアジア人で初優勝した韓国人ソプラノ歌手のホン・ヘランのインタビューを皮切りに、世界的音楽コンクールに韓国人進出者が急浮上した現象に初めてドキュメンタリーでスポットライトを当てた。2019年に2作目のドキュメンタリー映画を撮り始めたのは、変化を感じたためだ。「10年間で多くのことが変化した。今や、韓国人はコンクールに多数参加するだけでなく、受賞まで席巻するのだから。そうした背景には教育方式の変化、クラシックをやりたがる若い世代の文化があった」。

『Kクラシック・ジェネレーション』は2019年まで20年間、韓国音楽家700人が国際音楽コンクールのファイナルに進出し、110人が優勝したという説明で始まる。韓国とドイツ、ベルギーなどを行き来しながらエリザベート王妃国際コンクール優勝者のバイオリニストのイム・ジヨン(2015年、以下優勝年度)とソプラノのファン・スミ(2014)、英ウィグモアホール国際弦楽四重奏コンクールで優勝したエスメ・カルテット(2018)にフォーカスし、演奏者や家族、音楽の師匠に会ってインタビューした。その結果、「親・教師・子供の三角形」の変化を捉えた。親の献身的な支援、競争中心の教育は相変わらずだが、海外留学して帰国した教師達が詰め込み式の硬直した教育から脱皮したということだ。「モーツァルトを教える100種類の異なる方法があるということを先生達が知った。子供が自分の中で自ら道を探せるように助けることを教育目標にするようになったのが変化だ。『自己表現』するようになり、国際コンクールに来る韓国の音楽家達の強烈な個性を感じることができるようになった」。

◆ヘルムート・ドイッチュ「韓国人、シチリア人のように感情豊か」

欧州音楽界がKクラシックを見つめる視線も興味深い。オーストリアの世界的ピアニスト、ヘルムート・ドイッチュは「欧州では韓国人をシチリア人に例える。(感情を抑制する日本に比べて)はるかに感情が豊かで表現することをためらわない」と評した。ピアニストのチョ・ソンジンを輩出したパリ国立高等音楽院のミシェル・ベロフ教授は、韓国の若い演奏者のスターダムに言及し、「クラシック音楽発祥の地である欧州で若年層の関心が遠ざかっている現象と比較される。今日は欧州より東洋出身の音楽家が幼い年齢で欧州や米国で教育を受けて(東洋・西洋)2つの文化が融合し、最高の結果を生んでいる」と語った。

ドキュメンタリー映画は、Kクラシックが脚光を浴びている現実の裏側の影も映している。韓国芸術総合学校、ソウル大学冠岳(クァナク)創意芸術英才教育院など、国家支援音楽教育機関で専門的に訓練を受けた実力派音楽家が韓国で1位第一主義のストレスに苦しめられたり、賞を受けて認められるために欧州のコンクールを渡り歩く様子も映っている。世界の舞台でスポットライトを浴びている一部のクラシック音楽家に比べ、進路の狭い韓国伝統音楽の若い演奏者の姿を映した部分は、欧州の伝統音楽クラシックが若年層にそっぽを向かれる現実とそのまま重なる。

◆「常にトップを維持しなければならない韓国教育、通用した」

ロロ監督は「韓国では18歳までにテクニックという『筋肉』、想像力のための脳、社会化、記憶力など多くのことを学ぶが、欧州は18歳までを『自分は何者なのか』を探す時間、ミスや失敗をしても良い時間だと考える。バイオリニストのイム・ジヨンさんの母の言葉のように、常にトップを維持しなければならない韓国教育と雰囲気が異なる」としつつも「韓国教育を批判的に見たくない。いずれにせよ成果を上げている」と述べた。「映画に出てくるように『エスメ・カルテット』のある演奏者は、9~10歳の時、友達と遊びたがった自分を『夢があるなら、今から未来のために投資しなければならない』と言って、思いとどまらせてくれた母に感謝していると言っていた。私が会った若い音楽家達は不平を言わなかった。イム・ジヨンさんも1日9時間練習するから、舞台で100%の自信を持って臨む。すべての人には合わないかもしれないが、少なくとも私が出会った音楽家達には(韓国のやり方が)通用したのではないかと思う」

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    2022.08.29 11:11
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    韓国の若いクラシック演奏者にスポットライトを当てたドキュメンタリー映画『Kクラシック・ジェネレーション』を制作したベルギーのティエリー・ロロ監督と26日、ソウル銅雀区のアートナイン映画館で会った。韓国文化、韓国人に魅了され、韓国語も学んでいるというロロ監督は、韓国語で自分の姓の判子が押された名刺を差し出した。[写真 アットナインフィルム]
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