塀を高めてもまた冠水した村落…上空には「滝の雨の時限爆弾」があった=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.23 08:40
「里長(村長)さん!助けてください」
江原道江陵市注文津邑長徳2里(カンウォンド・カンヌンシ・チュムンジンウプ・チャンドク2リ)の里長チョ・ウングさんは17日0時、受話器の向こう側から聞こえる切羽詰まった声で眠りから覚めた。外に飛び出したところ、雨が滝のように降り注いでいて、突然の増水によって村は冠水していた。すぐに村会館に走って行ったチョさんは住民たちを起こすために電話をかけた。
「大雨が降って30分もしないうちに村が水に浸りました。はやく避難するようにと、浸水が心配される家々に電話をかけましたが、戸が開かないのにどうやって逃げたらいいのかと…」--チョ・ウング里長