<Mr.ミリタリー>台湾情勢、対岸の火事でない…鶴翼陣のような対策を=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.11 10:11
先週末、映画『閑山:龍の出現』(監督キム・ハンミン)を見た。数年前に同監督が製作した映画『鳴梁(ミョンリャン)』を鑑賞したため期待が大きかった。李舜臣(イ・スンシン)将軍(パク・ヘイル)が苦心の末に創案した鶴翼陣戦術は大勝を収めた。李舜臣の艦隊は鶴翼陣戦法で海に城を築くように倭軍(日本軍)の艦隊を取り囲んだ後、集中砲火を浴びせた。倭軍の艦隊はあっという間に壊滅した。李舜臣の完璧な勝利だった。映画『閑山』は、1592年8月12日の南海岸閑山島(ハンサンド)沖での閑山大捷を再演した。
映画にも登場するが、倭軍は同年4月13日に釜山浦に上陸し、4カ月間で平壌(ピョンヤン)城にまで破竹の勢いで進撃した。宣祖は漢陽(ハニャン)を離れて義州(ウィジュ)に避難し、国土は焦土化した。倭軍が西海岸と湖南(ホナム、全羅道)地域を占領すれば戦争が終わる絶体絶命の瞬間だった。倭軍の勢いは凄まじかった。その時、李舜臣将軍が現れた。