中国外交部長「円滑なサプライチェーンの守護」 韓国外交長官「『和而不同』の精神で協力」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.10 06:55
韓国の朴振(パク・ジン)外交部長官が王毅中国外交担当国務委員兼外交部長と9日、中国山東省青島で会談した。米国主導半導体協力体「チップ4(仮称)」に対する韓国の加盟が両国間最大の懸案に浮上した中、王委員は「外部の影響を受けない韓中関係」と「円滑なサプライチェーンの守護」を強調した。
会談はこの日午後4時(現地時間)青島の即墨古城君蘭ホテルで両長官と少数の当局者だけが同席した小人数会談を始め、同席者を増やした拡大会談、親交を兼ねた晩餐会の順に行われた。
公開された拡大会談の冒頭発言で王委員は最近米国主導のサプライチェーン再編の動きを警戒するような発言をした。王委員は「ウィンウィン(win-win)を堅持して安定的で円滑なサプライチェーンと産業網を守護しなければならない」として「平等と尊重を堅持して内政に干渉してはならない」と話した。韓国が最近、米国主導のインド太平洋経済枠組み(IPEF)とチップ4に加入することにしたことを狙った発言に読まれる。