性暴力にあった女子大生はなぜ3階から墜落したのか…加害者は「押し付けたわけではない」=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.18 11:03
まず準強姦致死傷罪を適用した警察もB氏がA氏と性関係の過程でもめごとがあって落ちたのか、自ら身を投げたのか、A氏がわざと押し付けて墜落させたのかなどすべての可能性を開いて調べている。仁川警察庁科学捜査隊は事件現場で廊下の窓から墜落する様々な状況を実験した。床から窓枠まで1メートルの高さで体を支えられないほど酔っぱらった女性が自ら落ちる可能性などを確認するための調査だったという。警察は該当窓枠とビルの外壁で指紋など遺伝子情報(DNA)を採取した後、国立科学捜査研究院に送り、現場実験の結果も分析している。警察関係者は「A氏の供述と各種科学捜査の結果を総合して最終的な疑惑を確定する予定だ」と話した。警察はB氏の服などが3階でないビル内の他の場所でも発見されたため、A氏が証拠隠滅を試みた可能性も確認する計画だ。
この日、令状実質審査のために仁川地裁に出席したA氏は「被害者に言いたいことはないか」と尋ねる記者の質問に「申し訳ない」と短く答えた。