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米国財務長官の訪韓、「韓米通貨スワップ」締結のカギになるか

ⓒ 中央日報日本語版2022.07.08 11:02
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最近の不安定な為替レートにより、外国為替市場安定化のために韓米通貨スワップを再開するべきだという声が出てきている。折しも米国のジャネット・イエレン財務部長官が今月19日に韓国を訪問することが決まり、これを契機に通貨スワップ再開議論が具体化されるのではないか注目されている。

対ドルのウォン相場は最近、外国為替・金融危機の信号と解釈されてきた1300ウォン線を行き来している。7日、ソウル外国為替市場での終値は前日比6.5ウォンのウォン高ドル安となる1ドル=1299.8ウォンだった。前日には為替レートが取引中に1ドル=1311.0ウォンまでウォン安が進み、2009年7月13日(高価基準1315.0ウォン)以降約13年ぶりに最高値を記録した。

 
韓国外国為替当局は最近のウォン安急伸を受け、大規模なドル売りに出た。これに対して先月末基準の外貨準備高は4382億8000万ドルで5月末に比べて94億3000万ドル減少し、2008年11月以降、最大減少幅を記録した。これに対して安定した為替レート維持のために韓米通貨スワップを締結するべきだという声が繰り返し出ている。

イエレン長官の訪韓期間である19~20日に韓米財務長官会談が開かれる。この会談で韓米通貨スワップ再開を議題に上げる可能性もある。韓国当局は2008年国際金融危機と2020年新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)事態当時、米国と通貨スワップを締結して韓国外国為替市場の安定化を図ってきた。

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