金利急騰で「利子爆弾」、韓国の自営業者がさらに危険に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.23 09:30
金利引き上げ期に入り韓国経済が「利子爆弾」の危険に陥りかねないとの懸念が大きくなっている。貸出金利が上がり借金をして不動産と株式に投資した家計と、借入で持ちこたえる自営業者の利子負担が増えているからだ。
韓国銀行は22日、こうした内容を盛り込んだ「2022年上半期金融安定報告書」を発表した。報告書によると、3月末の名目国内総生産(GDP)比の民間信用(家計負債+企業負債)の割合は219.4%だ。家計向け貸付の増加傾向が鈍化し前四半期の219.5%よりは若干低くなった。しかし1年前の215.2%よりは4.2ポイント増え依然として高い水準だ。