株式パニックに精神科訪ねる韓国の若者世代
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.20 07:07
「毎日株式市場が開く30分前から胸騒ぎし始めます。欲を出さず他の人たちが買う銘柄にだけ投資しましたが株式のために私がこれほどおかしくなるとは思わなかったです」。
会社員のホさん(32)は最近精神健康医学科を訪ねて相談を受けたと放した。続く株価急落で投資損失が1000万ウォン台に増え深刻な不安を感じたためだ。ホさんは「テーマ株や暗号資産は投機だと考え、安定した銘柄にだけ投資したが、信じていたサムスン電子の株価が5万ウォン台になる瞬間胸が締め付けられた」と話した。
景気低迷による株式市場不況が続き精神的苦痛を訴える投資家が増加している。特に投資経験が多くない20~30代の新社会人を中心にうつ病やパニック障害など精神的苦痛を訴える人も少なくない。最近では韓国証券市場を代表する優良銘柄まで下落傾向を見せておりホさんのような事例が続出するとの見通しが出ている。