「居直り」日本極右裁判に「悔しい」…慰安婦ドキュメンタリー上映日に何があったのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.04 11:16
「悔しい判決ですが…」。3日午後4時、日本の横浜地裁。罰金刑宣告の便りを持って硬い表情の弁護士らが出てくると、朴壽南(パク・スナム)監督(87)はしばらく言葉を失った。裁判の結果に対する思いを尋ねると、朴監督は韓国語で「少し待ってください」と言って考えに浸った。そして朴監督が話した言葉は「最後まで私たちは戦う」だった。車椅子に座った朴監督、高齢の彼女を最後まで戦わせるものは何か。
◆慰安婦ドキュメンタリー『沈黙』そして起訴
朴監督は旧日本軍慰安婦被害者を扱ったドキュメンタリー映画『沈黙-立ち上がる慰安婦』を制作した。2018年10月に神奈川県で上映会を開いた。慰安婦関連の展示会や映画を上映するたびに執拗に追ってくる日本極右団体が今回も上映会を妨害し始めた。市民文化会館で開く上映会のため抗議電話と郵便物が続いた。極右団体の妨害を憂慮した上映会の関係者たちは「カウンター」と呼ばれる、極右団体の妨害を防ぐ活動家に支援を要請した。