「ロシア語が流ちょう」だったが…ウクライナ元大統領ヤヌコビッチ氏、国家反逆罪で逮捕令
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.25 13:28
ウクライナ裁判所が国家反逆罪容疑で親露志向のヴィクトル・ヤヌコビッチ元ウクライナ大統領に対する逮捕命令を下したと23日(現地時間)、ロイター通信など外信が報じた。
裁判所はヤヌコビッチ氏が2010年4月にクリミア半島でロシア黒海艦隊の駐留期限を延長したことを国家反逆に該当すると判断した。就任2カ月目だったヤヌコビッチ氏はドミトリー・メドベージェフ当時ロシア大統領と2017年に終了する予定だったロシア黒海艦隊のセバストポリ港駐留期限を2042年まで25年間延長することにする政府間合意に署名した。ウクライナでは「ハルキウ(ハリコフ)条約」と呼ばれている。ロイターは「ヤヌコビッチ元大統領が合意したためロシアがウクライナに駐留している兵力を増やすことができるようになり、2014年クリミア半島合併の足掛かりになった」と伝えた。