「物価と金利上がるだろう」おびえる韓国の消費者…9年ぶり最悪の指標
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.25 09:55
物価が上がり続けるとみる人が増加している。
韓国銀行が24日に発表した「5月の消費者動向調査」によると、今月の期待インフレ率は3.3%と調査された。前月より0.2ポイント上がった。2012年10月の3.3%から9年7カ月来の高水準だ。消費者の今後1年間の物価見通しを示す期待インフレは物価上昇を長期間引っ張っていく主要要因だ。過去1年間の消費者物価上昇率に対する認識を示す物価認識も前月より0.2ポイント上がった3.4%を記録した。2013年1月の3.4%に並ぶ水準だ。期待インフレは賃金と商品価格などに反映され実際の物価を引き上げる2次波及効果を誘発する。石油など原材料価格が一時的に上がって現れる物価上昇は速い速度で安定するが、期待インフレが高い場合は物価上昇が長期間持続する。