安全保障を固めて経済・未来を準備…韓米同盟を変えた(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.23 10:56
さらに両首脳の信頼構築も無形の成果だ。首脳会談が予定された90分を超えて2時間近く行われたのは、少人数会談(72分)と単独歓談(25分)が予定より長くなったからだ。バイデン大統領は「お互いについてとてもよく知ることになった。あまりにも多くのことを話し、あまりにも多くの情報をお互い提供したのではないか心配だ」と話した。韓国大統領室の関係者は「自由民主主義とは放っておいても稼働するものではなく、努力と闘争があってこそ守ることができるということに双方が深く共感した」とし「自由民主主義に関する話を滝の水のようにした時間」と伝えた。
今回の首脳会談で尹大統領は米国との互恵的関係と強い連携に基づいて韓国が「グローバル中枢国家」になるという構想も明らかにした。その最初の一歩がバイデン大統領が昨年10月に提案したインド太平洋経済フレームワーク(IPEF)に韓国が主導的に参加するというものだ。尹大統領は23日、IPEFオンライン会議で主導的な参加構想を明らかにする予定だ。