【コラム】韓国、2046年には3361万人に…2050年には世界最高齢国になるもよう(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.19 13:44
◆2030年代中盤までの労働力不足が深刻
合計特殊出生率が高まるとしても、今後50年間、人口減少と人口扶養負担が画期的に解消することはない。合計特殊出生率が今後1.8人まで回復することができるなら、人口4000万人・老年人口比率30%水準が維持される可能性があるという希望を持つことができる。このような希望的期待が現実になるといっても、長期的には少子化に伴う長期的労働力供給に対する心配をなくすことはできない。しかも短期的には青年失業問題など良好な雇用不足問題のほうが深刻で、57.7%(2021年基準)にすぎない女性雇用率、十分な能力があるにもかかわらず望まない引退を強要されている中・高齢層問題が深刻だ。したがって少子化に伴う労働力の供給が急速に減少する2030年代中盤までは青年・女性・中高齢層などを中心に労働供給に余力があると見ることができるが、その後の対策を今から立てなければならない。