北のICBMに「懸念」…5年ぶりに口開いた中国、むしろ米国狙った
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.28 08:49
中国の外交当局者が北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)火星17型の発射に「懸念」を表明した。ニューヨークの国連本部で25日に開かれた北朝鮮と非拡散問題を扱うための安保理公開会議でだ。中国の張軍国連大使は「北朝鮮が数日前に大陸間弾道ミサイル試験発射を宣言した。中国は現事態展開に懸念を感じる」と話したと人民日報が27日に報道した。
中国が北朝鮮のミサイル発射自体に懸念を表明したのは2017年11月29日に北朝鮮が火星15型を発射した当日に外交部の耿爽報道官が「北朝鮮の発射活動に厳重な懸念と反対を示す」と発言してから5年ぶりだ。張大使の発言に先立ち外交部の王文斌報道官が発射翌日の25日、「現事態に懸念を示す」と話した。5年前の「厳重な懸念と反対を示す」という発言よりは水位が低かった。