<新資源民族主義>供給網・戦争リスク重なり「資源武器化」が加速、90%輸入する韓国は超緊張(2)
中央SUNDAY/中央日報日本語版2022.03.27 13:21
中国は世界のレアアース生産量の60.6%を占め、すでに米国の15.5%を大きく上回っている。これに対し米国は製造業で相当量の中国産レアアースを輸入してきた。中国から2020年基準で日本の40.2%に次いで多い35.2%のレアアースを輸入して半導体などの製造に投入中の韓国も敏感にならざるをえない。国際金融センターによると、レアアースのひとつであるネオジムの場合、韓国の医療業で中国産の依存度が86%に達する。このほか自動車製造に必要なマグネシウム(100%)、バッテリーに使われる前駆体(93%)、半導体に使われる酸化タングステン(86%)など中国産への依存度が絶対的に高い原材料は多い。
こうした雰囲気の中で主要資源価格は昨年に続き今年に入ってからも天井知らずに高騰している。ロンドン金属取引所(LME)によると、2020年春に1トン当たり5000ドル台だった銅現物価格は現在1万ドル台と2年で2倍になった。それぞれ1万ドル台だったニッケルとスズの現物価格はともに4万ドル台で4倍になった。やはり急騰する国際原油価格など主要エネルギー価格まで考慮すれば産業界は世界景気の不確実性が高まることで消費萎縮懸念状況に生産コスト上昇という二重苦に陥ることになった。国際金融センターのキム・ギボン責任研究員は「ウクライナ情勢などを契機に資源を通じた国粋主義が過去のように激しくなり今後資源関連紛争も国際的に頻繁になるだろう」と懸念する。