<危機の韓日関係、連続診断25>「尹・岸田合意」に期待、韓日正常化の突破口見つけなくては(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.23 09:25
▽シン・ヒョンホ弁護士=韓日関係は水平的に変わったが日本の法曹界と交流してみるとまだ韓国の変わった地位が受け入れられていないと感じる。日本も韓国に対する認識を再確立し関係改善の「宿題」をしなければならない。慰安婦・強制徴用など過去の問題は法的手段が究極的解決策になれない。結局人類普遍的な人権問題という点を強調して戦略的に日本を圧迫しなければならない。
◇関係回復すれば韓国の利益も大きくなる
▽李根寛(イ・グングァン)ソウル大学教授=韓国の新政権発足後に韓日関係が良くなると予想する世論は、言い替えれば「関係がすでにとても悪化しておりこれ以上悪くなる余地がない」という意味とも解釈できる。文喜相案は2018年の大法院判決をそのままにしながらも現実的解決策を講じたという点で意味がある。新政権は過去の金大中・小渕宣言を新たな合意導出の出発点としなければならない。