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原油価格急騰とロシアのデフォルト懸念…KOSPI2.29%安、ウォン相場1227ウォン台に急落

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.08 07:51
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7日午後、都市銀行外国為替ディーラーのAさんは冷や汗が出た。1ドル=1219ウォンで取引を始めたウォンが一時1228ウォンを超えて下落したためだ。4日の下落幅9.60ウォンと合わせ2営業日で22ウォン以上のウォン急落だ。Aさんは「予想はしていたが驚いた」と話す。

ウクライナをめぐるロシアと米国の「チキンゲーム」に金融市場が揺らいでいる。投資心理が冷え込む中で時々刻々と変わる両国の衝突様相になすすべもなく振り回される姿だ。

 
この日の韓国総合株価指数(KOSPI)は前営業日より2.29%(62.12ポイント)安の2651.31で取引を終えた。先月28日から4営業日ぶりに2700ポイントを割った。外国人投資家が1兆1800億ウォン相当を売り越し、機関投資家も9600億ウォン相当を売り越した。KOSDAQは2.16%下がった。日経平均が2.94%安、中国上海指数が2.17%安などアジアの証券市場も下落した。

外国為替市場も揺れ動いた。ソウル外国為替市場でウォン相場は1ドル=1227.10ウォンで、前営業日より12.90ウォンのウォン安ドル高となった。2020年5月29日の1238.50ウォンから1年9カ月来の安値水準だ。下げ幅は昨年6月17日の13.20ウォン以来9カ月ぶりの大きさだった。

この日外為当局が「過度な不安心理がないかモニタリングしている」として口先介入に出たが流れは変わらなかった。投資家が韓国株を売りドルを買い入れた結果だ。主要6通貨と比べたドルの価値を現わすドルインデックスは2020年5月以来の高値水準となる98.9まで上昇した。

新韓銀行エコノミストのペク・ソクヒョン氏は「投資家がドル買いに出ている。1ドル=1250ウォンまでウォン安が進む可能性がある」と話した。金価格は安全資産需要が集まり2020年8月から1年半ぶりに1オンス当たり2000ドルを超えた。

この日金融市場を揺るがした直接的原因は「オイルショック」だった。6日のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)とブレント原油は取引時間中に1バレル=130ドルを超えた。いずれも2008年7月以降で最高額だ。米国がロシア産石油輸入を禁止することを検討しているというニュースのためだ。原油価格急騰が場合によってはスタグフレーション(景気低迷+物価上昇)につながりかねないという不安感が広がった。

ロシアの債務不履行(デフォルト)リスクも市場を押さえ付けた。西側が国際銀行間通信協会(SWIFT)からロシアを締め出した上に、世界3大格付け会社がロシアの格付けを引き下げた影響だ。特にムーディーズは3日からの3日間でロシアの格付けを投資適格の「Baa3」から投資非適格の「Ca」に10段階降格した。Caはデフォルト段階となる「C」の直前段階だ。

米投資銀行JPモルガンは「経済制裁により資産の一部が凍結されたロシアが16日に満期を迎える7億ドル相当の支払いをするのは厳しいだろう」と予想する。デフォルトが起きかねないということだ。

メリッツ証券リサーチセンター長のイ・ギョンス氏は「ウクライナの軍事的衝突懸念が株価に及ぼす影響力は減った。むしろ武力衝突よりロシアがデフォルトに陥れば世界金融市場にシステムリスクとして広がるのではないかとの懸念が市場に反映されている」と分析した。

証券業界では「指数の底を予測することはできない」という反応まで出ているほどだ。ウクライナ情勢がどのように推移するのか不確実性が大きいためだ。IBK投資証券のチョン・ヨンテク首席研究委員は「ロシア制裁が続けば世界金融市場で資金逼迫や流動性危機を引き起こしかねない」と話す。

市場に立ち込める暗雲が深まり一寸先を予想しにくい状況だが、個人投資家は安値買いに出た。この日KOSPI市場で個人投資家の買い越し規模は2兆1107億ウォンで、昨年8月13日の2兆8040億ウォン以来の規模となった。大信証券のイ・ギョンミン投資戦略チーム長は「KOSPIが年初来安値の2500ポイントを超える可能性が高い。まだ(株買いを)急ぐ時ではない」と話した。

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