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ライオン・猿をのせた「ウクライナ版方舟」 ロシア空襲から6日目にして脱出に成功

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.04 15:27
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ロシアのウクライナ侵攻で生存の危機に瀕した動物たちもウクライナと国境に接したポーランドに避難した。

3日(現地時間)、ロイター通信など外信によれば、キーウ(キエフ)東側の保護区域でライオン6頭・トラ6頭・カラカル2匹・リカオン・フサオマキザルなどを積んだトラックがロシアの侵攻を避けてポーランドに到着した。

 
ウクライナのある動物保護所の職員はロシアの侵攻が始まった後、これらの動物を保護することになり、ポーランド西部にあるポズナン動物園側に動物たちの救助を要請したという。

動物園側は動物をトラックにのせてポーランド国境へ向かったが、その過程は険しく、6日という長い時間がかかった。ポズナン動物園の広報担当は「彼らはジトーミルや他の爆撃地域を避けるために遠回りしなければならなかった」とし「すでにほとんどの道路が爆破されてなくなり、動物を積んだトラックが道を通過できなかった」とロイターに説明した。

最初の脱出は失敗した。ロシアの爆撃のためだ。2回目の脱出ではロシアのタンクと鉢合わせになり隠れていなければならず、その後もロシア軍隊を避けるために何回も経路を変更する迂余曲折も経た。

幸いすべての動物がこの過程で生き残ったが、17歳になるメスのトラと子トラ一頭などの健康状態が心配されるというのが動物園の説明だ。

この過程でウクライナ人3人は野生動物を扱った経験がない運転手を助けて動物の脱出を手引したが、一緒に脱出せずに国を守ると言って再びキーウに戻ったとロイターは伝えた。

ポーランドに渡った動物は休息を取った後、さらに西の方に移動する可能性がある。ベルギー保護所側が6頭のライオンとリカオンの保護を申し出ており、スペインの動物園でも一部の動物を保護する予定だ。

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    ライオン・猿をのせた「ウクライナ版方舟」 ロシア空襲から6日目にして脱出に成功

    2022.03.04 15:27
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    ポーランドのポズナン動物園に救出された猿。[写真 ポズナン動物園 ツイッターキャプチャー]
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