「侵攻ではない」露制裁に反対…「仲裁外交」の本音が表われた中国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.02.28 08:24
◆歴史学者5人「不義の戦争に反対」
少数だがロシアの侵攻を糾弾する反戦の声も出ている。26日、中国歴史学者である孫江(南京大)・王立新(北京大)・徐国チ(香港大)・仲偉民(中国清華大)・陳雁(復旦大)教授ら計5人が連名で「不義の戦争に反対する」という声明を発表したと欧州外交問題評議会(ECFR)のフランソワ・ゴッドメント博士がツイッターで公開した。5人は声明で「国連常任理事国、核兵器を保有した大国が結局弱小の兄弟国を攻撃して国際社会が驚いている」とし「ロシアに千種類の理由があり、あらゆる口実があっても、武力で主権国家を侵入したことは国連憲章を基礎とした国際関係の準則を蹂躪(じゅうりん)し、現存の国際安保システムを破壊した」と糾弾した。