「韓国、1日の感染者数27万人まで増える、致死率はインフルエンザ水準」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.02.22 07:51
それでも防疫専門家らは徹底した備えを強調した。翰林大学医学部予防医学科のキム・ドンヒョン教授は「すぐにではないが今後次第に増加する重症事例に備えなければならない」と話した。中央防疫対策本部が発表した1週間の1日平均発生現況を見ると、重症事例は直前週の275人から343人に24.7%、死亡は27人から44人に63%増えた。
当局は21日午前0時基準で480人の重症患者が3月初めには最大2500人まで増えるとみている。韓国政府は現在2600病床を確保した状態だが、医療陣が十分でなく実際の使用可能病床はこれに満たないかも知れないとの懸念が出ている。キム教授は「病床だけでなく重症患者を治療できる実質的な医療陣が準備されているかも重要だ。重症患者が近く急増しそうだが、その時になってあわてる前にあらかじめ備えなければならない」と話した。