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【コラム】金正恩にだまされて平和を叫んだ5年、何を得たのか=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.02.10 12:05
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◆ハト派だけが力を発揮する北朝鮮交渉

北朝鮮を正確に把握せず北朝鮮当局者の話ばかりを信じた弊害が表れているにもかかわらず、文政権が非本質的な終戦宣言を推進する間、北朝鮮のミサイル発射は続いている。確証バイアスの弊害が表れたのだ。

 
孫子は「彼を知らずして己を知れば一勝一負す」といったが、韓国の北朝鮮政策の問題点は我々が分裂して我々の強みと弱みが分からない状況にあるという点だ。

文政権は発足当時から、金正恩委員長が核兵器を開発・実験する理由を、李明博(イ・ミョンバク)・朴槿恵(パク・クネ)積弊勢力の対北朝鮮強硬政策のためだと主張した。金正日(キム・ジョンイル)総書記、金正恩委員長の核開発の本質と戦略をよく知る専門家を無視した。

統一研究院の昨年の世論調査によると、回答者の90%は「北朝鮮は非核化をしない」と、80%は「北の核は韓国に脅威」と回答した。これを抑止するためには「韓米同盟の強化が必要」(93%)と答えた。にもかかわらず文政権は世論を無視して平和ばかりを叫んでいる。韓米同盟の強化を主張する勢力に対しては、米国が韓国人の自主的な考えをガスライティング(麻痺・操縦)するとし、同盟派を安保ビジネス、反民族派、好戦派や敵対勢力に追い込んだ。

国論を分裂させ、政界を二極化し、韓米同盟を弱めた結果、対北朝鮮交渉で韓国の交渉力は大きく悪化した。国民を進歩-保守、同盟派-自主派、核と通常兵器の連係派-非連係派、平和派-安保派、タカ派-ハト派に分裂させた結果だ。北朝鮮さえも米国との交渉で「我々の軍部が嫌う」とし、北朝鮮に存在もしないタカ派・ハト派を使って米国から譲歩を引き出してきたが、政府は感性的な平和派だけを連れて南北交渉をしてきた。これでは対北朝鮮交渉で言うべきことを言いながら国益を確保することはできない。

◆金委員長の反応より国益を優先すべき

もう対北朝鮮政策は、敵を知って己を知る「知彼知己」戦略に換骨奪胎する必要がある。国民の安全を金正恩・金与正の機嫌より数百倍も重視し、脅威を脅威と表現し、国民が心配する前に安保を整える国民軍隊に生まれ変わらなければならない。

国力と国民的知恵を総結集し、北朝鮮だけでなく世界のどの国に対しても堂々と我々の実力と潜在力を発揮し、国益を守る大韓民国を国民は望む。我々の強みを意図的に非難して弱めようとする北朝鮮の戦略に巻き込まれず、我々の強みを生かして北朝鮮の弱点を攻撃することで国益を確保する「知彼知己」外交安保戦略を執行する政府が求められている。

北朝鮮の核・平和論理の虚構性を克服する非核・平和論理を築き、国内の葛藤を解消して国論を結集し、韓米同盟を生かして核・ミサイル危機を賢く乗り越えていくことを考えていかなければならない。南北首脳会談をしても感性的な平和主義に染まらず、同胞・抑留者・国軍捕虜を数十人でも連れて帰ってくる、平和愛を実践する政府を国民は望んでいる。

ハン・ヨンソプ/ウリ国益価値研究会代表/元国防大副総長

【コラム】金正恩にだまされて平和を叫んだ5年、何を得たのか=韓国(1)

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