暴行スキャンダルに巻き込まれていた俳優イ・ギュハン（４２）が検察で嫌疑なし処分を受けた心境を打ち明けた。

イ・ギュハンは２７日、自身のインスタグラムを通じて「あまりにも当然だと考えていた結果が出るのに１年半という時間がかかった」として「ただ、胸が詰まるが、これも芸能人という職業を持つ私の不注意だと考える」と明らかにした。

さらに「今回のことでご迷惑をかけた作品に参加するすべての方々に本当に申し訳ない気持ちだけ」とし「最初から最後まで私を信じて心配して応援してくださった多くの方々に心より感謝を申し上げる」と話した。

これに先立って、ソウル中央地検刑事第５部（パク・キュヒョン部長検事）は特定犯罪加重処罰法上運転者暴行など疑いが持たれていたイ・ギュハンに対して２６日証拠不充分で「嫌疑なし」と処分した。

イ・ギュハンは２０２０年８月ソウル江南（カンナム）で運転手を暴行した疑いで警察の取り調べを受けた。捜査の過程でイ・ギュハンは暴行事実がないとして疑惑を否認したが、警察は昨年１１月２日事件を検察に送検した。

イ・ギュハンは捜査の過程ですべての疑いを否認した。イ・ギュハンは当時、事件が検察に送検されるやインスタグラムを通じて「２０２０年８月にあったことが１年３カ月が過ぎても私を困らせている。今、私が言えるのは、自分の命をかけて暴行、暴言、そのようなことは何もしなかったということ」と強調した。