【時論】未来世代に国の借金押し付けるつもりか=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.04 11:04
政界で公約があふれ関連予算規模もますます大きくなっている。だが財源をどのように調達するのかに対する言及はない。政府支出をもっと増やせば恩恵を受ける主体も国民だがさらに負担する主体も国民だ。恩恵が増えれば国民の負担も当然増えるほかない。欧州と米国では国民の前である事業を約束するときは同時にその金はどのように調達するのか、どんな税金をどれだけ引き上げるのかを合わせて明らかにする。
政府支出に必要な資金を調達するには3種類の方法しかない。税金を多く集めるか、社会福祉など他の支出を減らすか、そうでなければ国債を発行するかだ。韓国はすでに財政赤字が構造的に定着した状態であるため、政府支出をさらに増やせばそのまま国も債務が増える可能性が大きい。世の中にただはないものだ。国の債務はいつかはだれかが税金をさらに負担して返さなければならない。その時まで毎年利子費用を負担しなければならない。結局未来世代のお金を借りて使っているものとみれば良い。