文大統領、大企業オーナーらと会い「雇用作るのは企業の役割」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.28 06:59
文在寅(ムン・ジェイン)大統領とサムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が27日に会った。李副会長が8月に仮釈放されてから初めてだ。この日の会合の3日前の24日に朴槿恵(パク・クネ)前大統領に対する特別赦免があったことから関連した言及がないかとの観測もあったが、青瓦台(チョンワデ、大統領府)核心関係者は「(赦免の話は)全くなかった」と線を引いた。
文大統領はこの日、李副会長、鄭義宣(チョン・ウィソン)現代自動車グループ会長、崔泰源(チェ・テウォン)SKグループ会長、具光謨(ク・グァンモ)LGグループ会長、崔正友(チェ・ジョンウ)ポスコグループ会長、具鉉謨(ク・ヒョンモ)KT代表ら韓国政府の官民合同雇用創出事業である「青年希望ON」に参加した6大企業代表と昼食懇談会を持った。この席で文大統領は「人材は企業の最も確実な投資先。良い雇用を創出するのは基本的に企業の役割で、政府は最大限支援するだけ」と話した。また「政府は良い雇用を作るために努力しており、制度教育を通じて企業が必要とする優秀な人材を養成しようと努力してきた。急速なデジタル転換と技術発展の中で人材を養成する教育と訓練もやはり企業がもっとしっかりやれるだろう」と話した。