韓国7-9月期の家計・企業債務3343兆ウォン、GDP比219.9%
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.23 15:50
家計債務の急増により経済規模よりも家計や企業など民間の負債が急速に増加した。昨年初めて経済全体規模を超える家計債務の増加傾向も早かった。急激に増える家計債務が韓国経済を揺るがす雷管になる可能性があるという懸念が出ている。
韓国銀行が23日に発表した「2020年下半期金融安定報告書」によると、7-9月期の名目国内総生産(GDP)に対する民間信用(家計債務+企業債務)の割合は219.9%だった。昨年7-9月期(210.5%)より、実に9.4%ポイントも急増した。同期間、民間信用増加率(9.6%)が名目GDP増加率(5.0%)より高かった。債務が増える速度が経済規模が大きくなる速度より速かったということだ。