【コラム】韓国「グリーンウォッシング」論争…「気候詐欺師」になる憂慮も(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.18 11:37
地球温暖化を防ぐために開かれた国連国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)が13日に幕を下ろした。韓国は山林保護や土壌回復、メタンガス削減のための国際協約に参加したのはもちろん、温室効果ガス排出量を画期的に減らして究極的に石炭発電も行わないと約束した。だが、このような確約に国内外の反応は完全に冷笑的だ。特に温室効果ガスの排出削減と石炭発電の中断に関連する韓国政府の意欲的な目標を巡り現実性論争に火がついた。一部からはこれでは「気候悪党」を越えて「気候詐欺師」になってしまうのではないかという懸念まで出ている。なぜこのようになってしまったのか。COP26関連の核心争点と今後の波紋などに迫ってみたい。
◆2040年前までに石炭発電所廃止に参加