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李在明候補・尹錫悦候補、初の「議員経験ゼロ」韓国大統領選

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.08 12:06
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来年3月9日に実施される第20代韓国大統領選挙は前例のない「0選」候補間の対決になった。与党・共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)候補と最大野党・国民の力の尹錫悦(ユン・ソクヨル)候補は共に国会議員の経験がない。中央政治舞台での肩書きも持っていない。李在明候補は候補受諾演説で自らを「国会議員経歴が一度もないアウトサイダー」と表現し、尹錫悦候補は「政治新人の私を大統領候補に選択した」と強調した。

このように第1・2党の大統領選候補が国会での経験が一度もない人物で満たされたのは1987年の民主化以降初めてだ。民主化以降の7人の大統領はすべて国会議員の経験があり、うち盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領、李明博(イ・ミョンバク)元大統領を除いた5人は党代表を務めた。今回の大統領選挙のように1・2位を争う有力候補が共に中央政治の経験がないというケースはなかった。

 
したがって今回の党内選挙の結果は、「汝矣島(ヨイド)」で代表される従来の政治が有権者に拒否されたという解釈が可能だ。与野党はそれぞれ「政権再創出」「政権交代」を話しているが、多くの有権者は「政治交代」を望んでいるという意味でもある。6月11日に開催された国民の力全党大会でベテラン議員のライバルを抑えて「0選」の30代の李俊錫(イ・ジュンソク)氏が野党第1党の代表に選出されたのは、今回の党内選挙の予告編だったといえる。

李在明候補と尹錫悦候補は「ストロングマン」という共通点も持つ。共に強靭な推進力を持つ大統領の誕生を望む各陣営内の核心支持層の声援を受けて選出された。終わりが見えない新型コロナ事態、高騰する不動産価格、良質の雇用不足、世界最低の出生率など内政問題が山積し、激化する米中競争や解決の兆しが見えない北朝鮮核開発など国外環境までが容易でない状況で、与野党は共に「突破型リーダーシップ」を選択した。「積もり積もった虚無と怒りがストロングマン候補を呼んだ」(チャン・フン中央大政治国際学科教授)という評価が出る理由だ。

しかし「突破型リーダーシップ」を前面に出す両候補に対する不安感は少なくない。政治的キャラクターは「ストロングマン」だが、過去の多くの大統領とは違い、両陣営内での影響力は大きくないという評価が多い。民主党と国民の力は共に現在「李在明系」と「尹錫悦系」が多数になったが、政治理念や哲学、共通の経験に基づく連帯というよりも高い支持率による結果として急造された性格が強い。李在明候補と尹錫悦候補は共にそれぞれの陣営内で「虎の背に乗った」という評価がある。

両候補ともに強いファンダムを確保していると同時に、アンチが多いという共通点もある。李在明候補は党内選挙の過程で形成された李洛淵(イ・ナギョン)前代表側との葛藤を、尹錫悦候補は洪準杓(ホン・ジュンピョ)議員の支持層が抱く反感を完全には解消できずにいる。また、全体有権者の観点でも「過去にない非好感の大統領選」という声が出るほど両候補ともに非好感度が高い。未来の主役の若者から相対的に人気がないという点も、候補本人と家族・側近をめぐる司法リスクが高いという点も、両候補の類似点だ。

結局、こうした状況で大統領選挙を行う与野党候補に最も必要なのは問題解決力だ。5日に発表された韓国ギャラップの世論調査によると、来年の大統領選挙で考慮する点は「能力と経験」(25%)、「政策公約」(25%)という回答が最も多かった。「道徳性」(17%)と「所属政党」(6%)はそれほど多くない。

慶煕大のユン・ソンイ政治外交科教授(元韓国政治学会長)は「与野党が選挙の過程でどんな未来、どんな社会を作るという競争でなく過去をめぐって戦ったため、大統領候補もそこから抜け出せなくなった状況」という見方を示した。

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    李在明候補・尹錫悦候補、初の「議員経験ゼロ」韓国大統領選

    2021.11.08 12:06
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    李在明(イ・ジェミョン)候補(左)、尹錫悦(ユン・ソクヨル)候補(右)
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