「汚い中国製」バイデン大統領が厳しくなった…サンドイッチの韓国はまたも試験台に(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.02 09:18
この日の会議は同盟国・友好国を引き込んで米国中心のサプライチェーンを構築するという宣言も同然だ。先月31日の米国と欧州連合(EU)の鉄鋼関税紛争終了宣言もその延長線と見ることができる。バイデン大統領はこの日、EUとの鉄鋼関税紛争を終わらせる内容に合意した後、中国を狙って「中国のような『汚い鉄鋼』の市場に対するアクセスを制限する」と明らかにした。中国製鉄鋼が炭素排出基準を守っていないとして「汚い鉄鋼」と直撃弾を飛ばしたのだ。
これと関連し、産業通商資源部のチュ・ヨンジュン産業政策室長は1日、「米国とEUの合意によりEU製鉄鋼の対米輸出が増加する場合、韓国の輸出に一定部分で影響は避けられないだろう。否定的影響を最小化できるよう最大限努力する」と話した。米国政府の「半導体情報提出」の圧迫もさらに強まるものとみられる。9月25日に米国政府は「半導体サプライチェーン安定」を名分に、世界の半導体企業に対し45日以内に在庫と注文・販売関連の帳簿を提出するよう要求した。今月8日が締め切りだ。