岸田首相「北ミサイルに備えて敵基地攻撃能力保有含め選択肢検討」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.20 07:08
北朝鮮が19日午前、東海(トンへ、日本名・日本海)上に潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)と推定される挑発をしたことに関連し、岸田文雄首相が「敵基地攻撃能力の保有も含め、あらゆる選択肢を検討するようにした」と明らかにした。敵基地攻撃能力は、日本が自衛目的で相手のミサイル基地などを先制攻撃して破壊することを意味する。
共同通信やロイター通信などによると、岸田首相はこの日午後、国家安全保障会議(NSC)を主宰した後に記者団と会い、「最近の北朝鮮による核・ミサイル関連技術の著しい発展は、我が国の安全保障にとって見過ごせない」としながら「すでに国家安保戦略の改正を指示し、敵基地攻撃能力の保有も含め、あらゆる選択肢を検討するよう、改めて確認した」と明らかにした。