岸田氏、安倍内閣で外務・防衛相…「明確な政治色のない順応型」評価も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.30 07:35
日本の新首相になる新任自民党総裁の岸田文雄氏(64)は東京生まれだが広島に政治基盤を置いている。衆議院9選議員で、外相・自民党政務調査会長(政調会長)など要職を歴任したが目立たない言動で河野太郎らスター型政治家に比べて大衆認知度は低い。
祖父の岸田正記氏、父親の岸田文武氏はどちらも経済人出身の政治家だ。駐在員として派遣された父親について米国ニューヨークで幼少期を過ごし、そこで体験した人種差別を契機に政治家の夢を抱いたという。早稲田大法学部を卒業し、日本長期信用銀行で働き、1993年に父親の広島地方区を受け継いで衆議院議員に当選した。当時、共に初当選議員として国会に入った同期が安倍晋三氏だった。