アフガニスタンの性的少数者が投石刑の復活に対する恐怖に苦しんでいる。

２８日、ＡＦＰ通信などによると、タリバンが先月再執権した後、アフガンの性的少数者は、タリバンに逮捕されることを恐れ、家の中に隠れて過ごしている状況だ。

タリバンは、１次執権期（１９９６～２００１年）に同性愛者を石打ちで殺す投石刑に処した。

大きな窪みに同性愛者を追いやり、石を積んだ後、彼らの頭上に崩れるようにして集団処刑したりした。

イスラム原理主義勢力のタリバンはコーランを教条的に解釈し、同性愛者を死刑に処さなければならないという立場を示している。

タリバン暫定政府は、１次執権期当時、道徳警察として活動していた組織を復活させている。手足切断刑も予告している。このような措置が続き、性的少数者の恐怖も高まっている。

カブールのあるゲイカップルはＡＦＰ通信とのインタビューで、「タリバンが再執権した後、いつやってきて殺されてもおかしくないと感じている。涙が止まらない」とし「それでも、パートナーと夫婦になることを決めた」と語った。

タリバン占領に伴い、暴行と強姦を受けたという性的少数者の証言も続いている。

あるトランスジェンダーは「神が私をこのようにお作りになったのだから自然なことだが、他の人は理解してくれない」とし「タリバンが再占領する前も、すでに複数回男性から暴行と強姦を受けた」と主張した。