これほどの非好感大統領選はなかった…「選ぶ人がいない」統計で立証=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.24 09:22
よく「選挙は最善でなく次悪を選択する」という。気に入った候補を選べばよいが、現実的にそのような人物を探すのは難しいため、最悪の候補を避けることに満足すべきという格言だ。
どの選挙でもこうした傾向がなくはないが、来年の3・9大統領選挙を控えた最近は特にこうした反応が目立つ。秋夕(チュソク、中秋)連休中に集まった家族の誰かが「選ぶ人が本当にいない」という言葉を繰り返すのを目撃した人も少なくないだろう。ところが単なる常套句として聞き流せないほどの世論調査の結果が最近公開されている。
世論調査会社の韓国ギャラップが14-16日に調査して17日に公開した次期大統領候補の好感度調査結果を見ると、与党・共に民主党所属の李在明(イ・ジェミョン)京畿道(キョンギド)知事と李洛淵(イ・ナギョン)前代表、最大野党・国民の力所属の尹錫悦(ユン・ソクヨル)前検察総長と洪準杓(ホン・ジュンピョ)議員の与野党上位圏候補4人は「好感」よりは「非好感」がはるかに高かった。好感34%、非好感58%の李在明知事がまだ好感度が高い方だ。尹錫悦前総長(好感30%、非好感60%)、洪準杓議員(好感28%、非好感64%)、李洛淵前代表(好感24%、非好感66%)は非好感の比率が好感の倍以上だった。