北朝鮮、原子力潜水艦技術のオーストラリア移転の米国を非難 「安全を脅かすときは相応対応」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.20 08:15
北朝鮮が、最近原子力潜水艦技術建造技術をオーストラリアに移転することを決めた米国を非難し、相応の対応措置を取る場合があると警告した。
北朝鮮外務省報道局対外報道室長は２０日、朝鮮中央通信とのインタビューを通じて「米国が英国、オーストラリアと３カ国安保協力体を樹立し、オーストラリアに原子力潜水艦技術建造技術を移転することにしたことはアジア太平洋地域の戦略的均衡を破壊し、連鎖的な核軍備競争を誘発する非常に面白くなく危険千万な行為」と非難した。
続いて「われわれは米国がこのような決定を下した背景と展望について厳密に分析していて、われわれ国家の安全に少しでも否定的な影響を及ぼす場合、必ず相応した対応を取ることになるだろう」と明らかにした。
またジョー・バイデン政府を狙って「新政府の執権後、より一層濃厚に現れている米国の二重基準行為は国際規範と秩序を破壊し、世界の平和と安定を深刻に脅かしている」とし「国際的な核拡散防止制度を台無しにする張本人が他でもない米国」と非難した。