韓国が初のSLBM発射した日、北朝鮮は弾道ミサイルで挑発(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.16 07:24
北朝鮮が巡航ミサイルを発射した3日後の15日、短距離弾道ミサイル2発を東海上に撃った。北朝鮮が国連安全保障理事会決議違反に該当する弾道ミサイルを発射するのは3月25日から174日ぶりだ。北朝鮮のミサイル発射は中国の王毅国務委員兼外相が文在寅(ムン・ジェイン)大統領を表敬訪問した直後であり、文大統領が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)試験発射を参観する3時間ほど前だった。王外相は韓国が米国牽制に参加することを強く要請した。
北朝鮮は韓国政府が11~12日の北朝鮮の長距離巡航ミサイル試験発射に対し事実上大きな戦略的意味付けをしないかのような立場を明らかにした後に弾道ミサイルを発射した。北朝鮮は巡航ミサイル関連事業を「戦略兵器開発」と規定して事実上の戦術核能力をはばかることなく誇示したが、韓国政府は北朝鮮の巡航ミサイル発射は安保理決議や南北合意違反ではないとの立場を明らかにし、北朝鮮の武力挑発と核脅威を縮小評価するような姿勢を見せた。