韓国野党「北ミサイル撃ったがNSCも開かない」…大統領府を批判
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.15 06:46
野党「国民の力」が14日に開かれた国会外交・統一・安保分野対政府質問で、「韓米ミサイル防衛システムに大きな穴があけられた。国民が不安に思っている」(太永浩議員)として現政権の安保態勢に攻勢を浴びせた。与党「共に民主党」の議員はこれに対抗し「野党が安保不安をあおっている」(金炳周議員)として逆攻勢を展開した。
この日の対政府質問の最大の争点は北朝鮮が試験発射した長距離巡航ミサイルを韓国軍が事前に探知していたのかどうかだった。北朝鮮の朝鮮中央通信などが「国防科学院が9月11日と12日に新たに開発した新型長距離巡航ミサイル試験発射を成功裏に進めた」と13日に発表するまで探知・追跡に成功していなかったというのが野党議員の批判要旨だった。