現代自動車会長の水素宣言「だれでもどこでも使えるエネルギーに」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.08 08:49
「水素エネルギーはだれでもすべてのものにどこでも使えるようにする」。
現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)会長が出した水素ビジョンだ。彼は7日にグループの水素関連能力をすべて集めて発表する行事「ハイドロジェンウェーブ」を通じて水素自動車を超え水素エネルギーを普及する企業に変身すると宣言した。現代自動車グループはまた、今後内燃車の開発は中断し、トラックのような商用車は水素電気自動車で、乗用車は純電気自動車で開発するという方針も出した。鄭会長はこの日オンラインで行われた行事で、「現代自動車グループが夢見る未来水素社会は水素エネルギーをだれでもすべてのものにどこででも使えること」と話した。その上で彼は「2040年を水素エネルギー大衆化元年にする」と宣言した。鄭会長は「水素社会実現を繰り上げられるよう今後出すすべての商用車の新モデルは水素電気自動車か純電気自動車だけで発売し、2028年までにすべての商用車ラインナップに水素燃料電池を搭載する」と明らかにした。このため現代自動車は価格と体積は低くし耐久性と出力を大きく引き上げた第3世代水素燃料電池システムを近く公開する計画だ。