タリバンが中国にラブコール…「死んだも同然」ウイグル難民に恐怖(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.06 09:57
1960年代の文化大革命当時に中国西部新疆からアフガニスタンにきたウイグル人のトゥハンさん一家はこのところ恐怖に震えている。大々的な宗教弾圧を避けようと45年前に「東洋のパリ」と呼ばれたカブールにやってきたが、最近アフガンを掌握したタリバンが中国と密着しトゥハンさん自身と家族が中国に送還されないかとの心配だ。トゥハンさんはCNNとのインタビューで「タリバンにウイグル族という正体がばれるのは時間の問題。中国に戻れば命が危険にさらされるだろう」と話した。
CNNは4日、「中国がタリバンに向け求愛しアフガン内のウイグル人が命の脅威を感じている」と伝えた。BBCによると、シルクロードを通じてアフガンにやってきた「中国難民」とその2世は2000人と推定される。主に宗教迫害を避けてきたウイグル族とムスリム少数民族、そしてその子孫だ。