「J-POPの魅力はパフォーマンスよりメロディ」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.25 10:46
一時、J-POPはアジア音楽市場をリードしていた。2000年代初中盤にデビューした歌手BoA、東方神起、KARAなどK-POP歌手は日本の舞台で成功を目指した。しかし、今はJ-POPとK-POP市場の立場が変わった状況。『プロデュース』の逆輸出が代表的な事例だ。『PRODUCE 101 JAPAN』の制作に参加した吉本興業のコンテンツ事業のトップを担う神夏磯秀さんは書面インタビューで「BTSを筆頭に世界的なK-POPアーティストが相次ぎ誕生する状況を肌で感じ、自然に日本のアイドルもK-POPの影響を強く受けている」と明らかにした。吉本興業は1912年創立して日本で最も長い歴史を持つ芸能事務所だ。
神夏さんは、日本でK-POPが人気を呼ぶ理由についてファンサービスの態度を挙げた。「韓国で誕生した多くのK-POPグループは活動(デビュー)開始時点から日本の市場を非常に意識していると考える。日本語の音楽やコンテンツを豊富に準備するのはもちろん、日本での活発なライブ(公演)活動を含んですべてがそうだ。K-POPグループのクォリティーの高いダンスやラップ、歌唱力など日本のアーティストにはない魅力もあるが、日本のファンに対する手厚いサービス態度が数十年にわたって日本に確かに入ってきた結果が今のK-POPの人気につながったと考える」