GM、ボルトEV火災で4-6月期のリコール費用引当金8億ドル…LGも1兆ウォン超える可能性
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.09 09:21
世界の自動車メーカーで電気自動車リスクが拡大している。ゼネラルモーターズ(GM)は6日、4-6月期の業績発表を通じ電気自動車「ボルトEV」のリコール費用引当金として8億ドル(約882億円)を反映したと発表した。4-6月期の売り上げは342億ドルを記録した。当期純利益は28億ドルと公示した。ボルトEVのリコール費用を含んだ引当金総額は13億ドルとなった。米経済専門メディアCNBCなどは「ボルトのリコール費用がGMの業績を落ち込ませた」と伝えた。
GMのメアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)は業績発表後にブルームバーグとのインタビューで、「引当金は顧客の安全を優先にしたリコール決定にともなったもの。ボルトのバッテリーで極めてまれな2種類の欠陥を確認した」と話した。