ワクチンで遅れをとる東南アジア、韓国の輸出の足引っ張るか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.04 09:04
ワクチン接種で遅れるアジアが世界経済の弱点になった。新型コロナウイルスの感染が再拡大し衝撃が大きくなっているところに、世界の生産基地の役割をしっかりと担えず世界経済の回復に障害になったというのがウォール・ストリート・ジャーナルの診断だ。
国際通貨基金(IMF)によると現在米国など先進国の新型コロナウイルスワクチン接種完了率は40~50%なのに対し、アジア地域の接種率はその半分水準にとどまる。東南アジア諸国が特に低調だ。インドネシアとフィリピンは全人口の8%、タイは6%だけがワクチンを接種した状態だ。