韓経:米国も「EUV確保戦」に加勢…技術競争で押される韓国半導体
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.28 11:00
世界の半導体戦争の勝敗を左右する極端紫外線(EUV)装備確保戦でも韓国が押されているとの指摘が出ている。オランダASMLが独占生産するEUV装備は回路線幅10ナノメートル以下の最先端半導体チップ生産に向けた必須装備だ。これまでは韓国のサムスン電子と台湾のTSMCがこれを分け合っていたが、インテルなど米国企業がEUV装備を買い入れ市場の構図が揺れ動いている。
ASMLが27日に発表した上半期業績資料によると、地域別売り上げで米国の割合が1-3月期の3%から4-6月期には6%に増えた。金額基準では9300万ユーロ(約120億7630万円)から1億7400万ユーロに急増した。これに対し韓国と台湾の売り上げの割合は減った。韓国は1-3月期の44%から4-6月期は39%に、台湾は43%から36%に減少した。市場では米国政府の支援を背景にしたインテルが確保戦に参入し1年以内にシェアが2桁に成長し韓国企業の物量確保に脅威になるだろうとの見通しが出ている。