世界で人気の韓国童謡『サメのかぞく』剽窃訴訟、米作曲家が敗訴
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.23 14:21
一緒に歌いやすいサビの「トゥルルットゥル」で世界中の子供たちの人気を集めている童謡『サメのかぞく(ベイビーシャーク)』の製作会社が著作権訴訟第1審で勝訴した。
ソウル中央地裁民事208単独李正権(イ・ジョングォン)部長判事は23日、米国の童謡作曲家ジョニー・オンリー氏(本名・ジョナサン・ロバート・ライト)が『サメのかぞく』を作った韓国企業スマートスタディを相手取り起こした損害賠償請求訴訟で、原告敗訴の判決を下した。
ジョニー・オンリー氏側は2019年3月に訴訟を提起し、北米圏の口伝歌謡を自身がリメイクしたが、その『ベイビーシャーク』という2次著作物を『サメのかぞく』が剽窃したと主張した。これに対し、スマートスタディ側は、『サメのかぞく』は口伝歌謡自体を模したため、ジョニー・オンリー氏の『ベイビーシャーク』をコピーしたものではないと対抗した。口伝童謡には著作権がなく、著作権侵害が認められない。